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月刊メディカルサロン「診断」

素肌美を高める研究の成果月刊メディカルサロン2005年9月号

男女ともに若々しい容姿を望む時代

素肌美を高める研究の成果石原慎太郎氏の容姿は実に若々しく見えます。あえて若々しく装っているのか、内側から発する人間エネルギーがそのように見せるのかは分かりません。どちらにしても「若々しく見えるというのはいいことだなあ」と感じます。

メディカルサロンで健康管理指導をテーマとして多くの人と接していると、見た目の姿にこだわりはじめた経営者が増えてきたように思います。

「若々しく見える自分」へのこだわりです。中小企業においては経営者は会社のシンボルでもありますので、当然のことかもしれません。そのまま、会社がかもし出すエネルギーを反映しているといっても過言ではないでしょう。

一方、女性には本能的に若々しく見えることへのこだわりが存在します。化粧品の存在がそれを単刀直入に物語っています。若々しくきれいな肌、素肌美というものが、清楚、上品、清潔のシンボルであることも確かです。「きれいな肌でいたい」という本能的欲求は、価値観の変換にまったく影響されない、といえるでしょう。

健康な肌は健康な内臓から

さて、「健康的な肌」という表現があります。これは医学的には、含蓄のある言葉です。肌=皮膚は心臓から最も遠くに位置しています。内臓の一部が不調であるなら、血液は優先的に不調臓器に流れていきます。つまり、最も遠い肌への血液の流れは減ってしまうのです。そのため、内臓の状態が悪いと、肌も不調になってしまいます。「健康的な肌」というのは、内臓の状態が順調であることをも示しているのです。特に、脳や肝臓、大腸の不調は肌にあらわれやすいといえるでしょう。

「きれいな素肌=素肌美」を作るために、私は猛烈に研究しました。皮膚科医の観点からではなく、「皮膚も臓器の1つである」という内科医の観点から研究したのです。その結果、平成13年には、「身体の中から美肌を作る」を内容とする著作「お医者さんが考えた一週間スキンケア」を発表しました。この著作はロングセラーとなり、版を重ね、すでに第11刷りが発行されています。

肌の内側と外側からのケアが素肌美を作る

また、医師が直接、肌に手を下すことはないので、優秀なエステティシャンたちと共同して、実際の美肌づくりに取り組んできました。平成10年には高山にエステティックサロンを開業していたことから、私のこの取り組みは付け焼刃的でないことが実証されます。
私が美肌指導を行うときは、「肌の内側からと外側から」を両方考えています。そして、肌というものを「皮膚表面」と「皮下組織」に分けて考えています。「色白」「シミ」「キメ」「感想」「しっとり」というのは、皮膚表面の問題です。「ハリ」「弾力」「シワ」「小ジワ」というのは、皮下組織の問題です。

メディカルサロンにおける素肌美作りの研究の成果を今月の題材としました。メディカルサロンが考案した「素肌美革命」の仕組みを存分に堪能してください。

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