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月刊メディカルサロン「診断」

健康管理学推進の次のステップ・・・70歳代の身体機能管理月刊メディカルサロン2011年7月号

私はメディカルサロンの創業時から、健康管理の最終目標は
「90歳を超えても頭脳明晰で、活力旺盛。自分の足でどこにでもいける」
という身体を実現することである、と説き続けてきました。

そして、その健康管理を普及させた結果として、
「年をとってもおしゃれを楽しみ、恋を楽しみ、男女仲良く公園を散歩する。高齢をものともせず、時には海外に出かける」
という高齢者社会を実現したいと述べ続けてきました。

それらを実現するために「健康管理学」という新しい学問を築き、その学問に基づいた指導体系を完成させることを私の生涯テーマの1つにあげました。

そして、「健康管理に三態あり。寿命管理、体調管理、容姿管理である」と説き、三態のそれぞれに対する知見を集め、学問化の道を歩んできました。現在まで積み上げてきた成果に関しては、過去の私の著作を読んでいただきたいと思います。
健康管理核心を説いているのは、「一億人の新健康管理バイブル」(講談社)、「あなたの健康を保証する本」(三笠書房・知的生き方文庫)、「自分の寿命を管理する本」(東京新聞出版局)、「長寿の食事 短命の食事」(三笠書房・知的生き方文庫)などです。

私は47歳になった今、リゾート&ゴルフに興じています。この立場になって(なってしまって)、過去を思い起こすと感慨深いものです。

44歳までは、ひたすら仕事の毎日でした。まさに24時間365日をフル活用して日本中を駆け回り、冒頭に述べた生涯テーマを実現するために、メディカルサロングループを築き上げ、人材を育成し、天下に思想を述べ、その結果、志のある若い医師達も集合し始め、まさに、医学会に新しい風を吹き興す一大勢力と化していました。さらに、その分野に没頭していた私は44歳まで遊興のために費用をかけたことが一切なく、メディカルサロン創業時の借金はとっくに消滅、資金蓄積は順回転を起こし、規模を拡大し続けても現金蓄積がはるかに先行するという革命勢力的一大組織をも作り上げていたのです。当事は、日本の各小選挙区にメディカルサロンをつくり(合計300箇所)、衆議院選で政権に対する強い影響力を確保して、医療構造改革を完成させようと途方もないことさえ考えていたくらいでした。

しかし、驚くべき天変地異により、その路線は完全に中断させられ、同時に私は多大な時間を得ることになりました。

多大な時間を持て余す中で、私は思いを転換して、最終的には「年をとってもおしゃれを楽しみ、恋を楽しみ、男女仲良く公園を散歩する。高齢をものともせず、時には海外に出かける」という社会を実現させることも私の生涯テーマなのだから、私がその分野(=おしゃれ、恋、旅)の最大経験者にならなければいけないと考え、自ら遊興の道へと進んでいきました。遊興といっても夜の飲食ではなく、選択したのはリゾートとゴルフでした。リゾート、ゴルフという2つの分野から社会を見るという経験しておこうと思ったのです。

なぜ、健康管理が必要なのか。一般論的には、現役世代にとっては「家族と会社のために万全の身体でなければいけないから」で、引退世代にとっては「余生を悔いなく楽しむため」ということになります。余生の楽しみ方、余生のあり方を知っておくことで、「逆算して、人の身体どうあるべきか」が深く検討できるようになるはずです。そんな訳で、週の半分はリゾート&ゴルフの時間になりました。

多大な時間を得て、3年の月日が流れました。今思えば、昔の私は片目でしか世の中を見ていなかったような気がします。

さて、ゴルフコースのメンバーになって、月例杯などの競技に積極的に参加するようになると、70歳前後の男性はたくさん参加しているけれども、80歳前後になると参加者がまったくいないことに気づきます。男の身体は70歳代で身体機能的に急速に衰えるようです。ここに極めて具体的な健康管理指導の目標が存在していました。

70歳代で急速に衰えるメカニズム、あるいは個別原因を解明して、80歳を超えても素早くスタスタと歩きながら平然とゴルフができる身体へと指導するにはどうしたらいいか?が重要な研究課題になる事に気づいたのです。
この研究をすすめるためにも、70歳代でゴルフのできる男性を集めて、1つの人間集団的ゴルフクラブをつくり、毎月一緒にゴルフしながら衰えていく様子を観察し、その上で防止策を考慮していこうかなとぼんやりと考えています。

結局、生涯テーマを持ち、首尾一貫した姿勢を持っているなら、どこで何をしていてもそのテーマを推進させることにつながるのでしょう。

メディカルサロン ゴルフの集い

四谷メディカルサロン

メディカルサロンは、健康管理の目標設計においては、「90歳を超えるまで颯爽とゴルフができる」を掲げ、その目標を実現するための肉体管理を研究し、実践指導していくことにしています。

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